夜間摂食症候群
夜になると食事を続けてしまう病態です。摂食障害が女性の方に多いのに比べて、夜間摂食症候群は男性の方が多いです。夜中に起きて食欲を抑えきれず食べてしまう場合もあります。別ページにて記載している睡眠関連摂食障害とは違って、意識はしっかりとあり、翌日になっても前日の夜に食べたことは覚えています。時々のことですと問題ないのですが、この状態が続いてしまうと日中の食欲がなくなり日中は小食で眠る前にひたすら食べるようになります。睡眠相もずれてしまい、ますます夜遅くに食事をしてしまって、悪循環になります。原因はストレスによる食欲や睡眠に関するホルモンの乱れとその乱れによる睡眠障害だと言われています。
治療
まずは、この病気であるということを自覚してストレス発散に努めるということが大事になります。最初は、睡眠確保のために睡眠薬を処方することが多いです。昼間の食事をしっかりと取ることも大切です。カウンセリングもお勧めいたします。