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解離性障害

解離性障害とは、ひとつにまとまっているべきである自我すなわち意識や感覚や記憶や人格がバラバラになっている状態が引き起こす障害のことを言います。一過性に現れる正常の解離もありますが、上記のような状態が繰り返し現れ、日常生活に困難を生じるような場合を解離性障害と呼んでいます。自分の限界を超えたストレスがかかったり、とてもショッキングな出来事に見舞われると、その出来事に押しつぶされてしまわないように自分の心を守ろうとして、その出来事を自分から切り離してしまいます。自分が自分から切り離されて自分を遠くから見つめているような状態(意識の解離)、人の気配を感じたり影のような物が見えたりする状態(感覚の解離)、度重なるストレスや心的外傷につながっている過去を覚えていない状態(記憶の解離)等が見られます。

 いくつもの人格が心の中に存在する状態(人格の解離)を解離性同一性障害といい、次の項目で詳しく説明いたします。

治療

薬剤治療は対症療法的に行います。精神療法、カウンセリングが主体となります。

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