注意欠陥多動性障害(ADHD)
不注意、多動性、衝動性が特徴です。不注意だけが強く出ている方、多動が強い方、衝動性が著しい方とそれぞれの特徴をいずれかの割合でもっておられます。大人になると多動性が自然と改善されるので、不注意のみが残る方もいらっしゃいます。
不注意
好きなことへの集中力が高く、他の興味のないことへは眠気さえ出ることも有ります。話しかけられているのに気づかない、細かいところまで注意を払えない、忘れ物が多い、整理整頓が苦手、外部からの刺激で気が散ってしまう
多動性
授業中に席に座っていられない、落ち着きがない
衝動性
順番を守ることが苦手で割り込んでしまう、自分の発言や行動を押さえることが苦手、質問が終わる前に早合点して答えてしまう
★診断の際に、心理検査を必要とすることがあります。心理検査につきましては、よくあるご質問のページの「心理検査はおねがいできる?」の項目、あるいは発達障害のページをご覧ください。
治療
ミスや衝動性の惹起されやすい状況を確認しながら、タスクをリスト化したり、日常生活で取り組めるような行動から変えていけるように支援します。
薬剤はストラテラ、インチュニブを処方いたします。コンサータをご希望の方は最初から他院にかかられることをおすすめします。